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2014年 12月 09日

病気のお話

先日、娘が入院しました。

驚き、焦り、後悔、不安、
入院時は色んな感情が溢れましたが、

おかげ様で急速に回復し、
予定よりもだいぶ早くに退院することが出来ました。



同じ年頃のお子様の今後の参考になるかもしれないので、
少し病気について触れておきますね。

長文なので、気になる方だけ読んで下さいね。


ある日、いつも走り回ってる元気な娘が、
「足が痛〜い」
と言いました。

ん?
足を打った?こけた?
と言いながら足を見ましたが、
特に何もなく、

娘もすぐに
「もう治った〜」
と、また普通に遊び出していました。

少し気になったので、
【5歳 足が痛い】などでネット検索すると、
5歳頃成長痛で足が痛くなることがあると書いてあったので、
成長痛かもな〜なんて思いました。


その日はタイツを履いていて、
その後足が痛いとも言わなかったので、
じっくり足を見てはいませんでした。

すると、夜、
また足が痛いと言い始め、
つま先立ちで歩くようになりました。


慌ててお風呂でマッサージをしようとタイツを脱がせると、
足(膝から下)に、赤紫の痣がたくさん出ていました。

心臓が止まりそうなほどビックリして、
すぐに救急病院に行きました。

病院の診察を待っている頃には痣がさらに増え、
立ち上がれないほどになっていたのです。








病名は、紫斑病。

紫斑病にも色々あるそうなのですが、
検査の結果、娘の体内から溶連菌が検出されたため、
娘の場合は溶連菌からの合併症だということが分かりました。

アレルギー性紫斑病と言うそうです。


紫斑病を簡単に説明するなら、
血管が脆くなり、血液が滲みだす病気だそうで、
滲んだ血液で皮膚に紫斑ができるみたいです。


紫斑が出た部分の痛みだけではなく、
胃腸の血管がやられた場合は激しい腹痛が起こるそうです。

それから、腎臓にも影響がある場合があるらしく、
しばらくの間は定期的に尿検査で腎臓の状態を確認する必要があるそうです。


医師からの説明を思い出しながら書いているので、もし間違いがあればごめんなさい。






溶連菌に感染していたことは、全く気付いていませんでした。
これは私の後悔です。

数週間前に、軽い風邪のような症状で病院に行きました。

喉が赤いね。風邪の引き始めかな〜
と言われ、
普通の風邪薬を貰いました。

すぐに元気になったので、軽い風邪だと疑うことなく私も全く気にしていなかったのですが、
どうやらそれが溶連菌感染だったようです。


数日後に、指先の皮が剥けるという溶連菌特有の症状があったのですが、
その時は、
何で皮剥けてるんかなぁ?
お風呂でふやけたんかなぁ?
なんて、能天気な会話をして笑っていたことを思い出してすごく悔いました。

溶連菌に感染すると、赤い細かい発疹が出たり、治った後に手の皮が剥けたりするそうです。
私は溶連菌について今回聞くまで全く知りませんでした。





体内に残ってしまっていた溶連菌に対する免疫反応?で、
娘は紫斑病になってしまったようです。



紫斑病は、激しい腹痛が起こることがあるらしく、それを見越しての入院でもありました。

ですが、娘は腹痛の症状が全く出ませんでした。
足の紫斑もみるみるうちに良くなり、
痛みもなくなっていました。



医師の説明によると、
この病気は特効薬もなく、
基本的には自然に治るのを待つしかないそうで、
場合によっては長期入院や、再発を繰り返しながら何ヶ月もかけて完治するのを待たなければいけない病気のようです。



本当に幸いなことに、
娘は足の軽い紫斑と痛みだけで、
その症状も約4日間で治りました。


今日、退院後初の診察に行ったのですが、
足もキレイに治り、検査の結果も良好で安心しました。
(しばらくの間は定期的に検査に行かなければいけませんが。)




娘は、たまたま、溶連菌から紫斑病になってしまいましたが、

もちろん、溶連菌が体内に残ると必ず紫斑病になるわけではありません。
そして、紫斑病の要因が必ずしも溶連菌ではありません。


ただ、溶連菌はしっかりと薬を飲んで治しておかないと怖い…
という話は身を持って実感しました。









これが今回の娘の病気のお話です。



文にするとすごく深刻で怖い感じですが…
実際の娘はと言えば…



めちゃめちゃ元気でした。
入院中も。



熱があるわけでも吐き気や腹痛があるわけでもなく、
足の痛みも座っていれば大丈夫だったので、
ベッドの上では、
しゃべりまくるし笑いまくるし。

先生も、
「こんなに元気だったら早く退院させてあげないとね〜」
と笑って言ってくれていました。




何より楽しみのお食事タイム。
5…4…3…2…1…
と一緒にカウントダウンして、
蓋をパッと開けて、
拍手しながら喜んでました。


狭〜いベッドで、
ギュウギュウしながら、
クスクスと笑いながら娘と寝ました。






思いもよらない入院生活でしたが、
長引くことなく落ち込むことなく、
早く治って退院出来たので、
これはとにかく良かったと思います。




長文を読んで頂きありがとうございました!

娘はもうピンピンしていますのでご心配なさらず…。


今回、初めてこの病気と診断された後で、たくさんネット検索しました。
調べまくりました。
とにかく情報を。医学書の説明ではなくリアルな声を。
と思いながら調べました。


どんな病気でも、知らなければ不安で仕方ないですよね。


この話が役に立つ機会はない方が良いのですが…
もしも、もしも、似た症状があった場合に、
少しは情報としてお役に立ちますように。


by solito | 2014-12-09 23:52 | 日々


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